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さて、お友達の滞在最終日は、ボーイング工場ツアーへ。
シアトルといえば、マイクロソフト、スターバックス、アマゾンにボーイングといった会社の本社や工場がある場所として有名ですが、私たち、シアトル在住4年目に突入しているのに、ボーイング工場ツアーへ参加した事がありませんでした。 このツアーは、実際に飛行機の組み立て作業の工程を見る事ができるという事で人気があるそうです。 つい最近、ボーイングの最新型旅客機、787( Dream Liner)の一番機が ANAに納入されたというニュースを見られた方もいるかもしれません。私たちがシアトルに来てから、787のニュースが良く流れていました。というのも、787は、これまでの旅客機と違って、炭素繊維を多く使う事により機体の軽量化を図り、燃費が非常に良いということを売りにし、多くの航空会社から受注を受けていたものの、製造段階で様々なトラブルが見つかり、一番機の納入が延ばし延ばしになっていたのでした。そして、最近ようやくトラブルが解消し、本格的に機体の生産を始め、丁度今は ANAの機体を組み立てているという事でした。 ボーイングの工場は家から北に車で30分ぐらい。ありました、ありました、ANA の787が! そして、ツチノコを彷彿とさせる変な飛行機、 Dream Lifterも! さて、このツアー安全のため見学者の身長制限(122cm以上)があり、パパとお友達、そして長女の3人が参加。次女と長男と私はツアーの集合場所にあるギャラリーFiture of Flightでお留守番。 3人がツアーに参加している間、ギャラリー見学。ここにも787関連の展示が。そのうちの一つに787の客室の展示がありました。エコノミーの座席でもゆったりスペース。これは快適そう!でも実際はぎゅうぎゅうに座席を詰め込んじゃうのかな。 コックピットでパイロット気分。 大きな車輪! 約1時間半後、3人が帰ってきました。 3人の話からツチノコ飛行機の謎が解けました。787は、アメリカ各地だけでなく、日本、カナダ、イタリア、中国などの世界各国で作られた部品を”ツチノコ飛行機”でこの工場に運び、組み立てるとの事。ちなみに、日本では主翼や胴体部分が製造されるそうです。そしてなんと3日で機体が出来上がるそうです。 すごいですよね。 改めて飛行機をつくり、よりよいものを目指し続けているというのは、夢のある世界だと、そしてその仕事にたくさんの方が携わってられるんだと実感しました。
by sachijunmitsu
| 2011-07-10 02:23
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